追記2

紀里谷さんのファンサイトからたくさんひとが来ているようなので、お断りしておく。
後で「騙された」とか思われても心外なので。
一見してわかるようにここは誰がやっているとかFAQとかそういう情報がまったくないので、単なる一般人の感想だと思ってもらって全然構わないのだけれど、名無しであろうとしても現実にはひとりの仕事を持ち生活している人間がこれを書いていて、完全にそういった現実を切り離すことはできない。『CASSHERN』の脚本を書いた佐藤大は友人であり同僚でもあるので、それがあとでわかると「だから誉めたのか」と思うひねくれた人もいるだろう。でも、そんな宣伝をわざわざ無名でこんなところでちまちまやっても意味がない。知り合いがかかわっているからといってヨイショするほど暇じゃない。
自分が関わったことに関しては、たまに宣伝しているけれど、それは「宣伝だ」と明示しているし、内容に突っ込んでいないことからも、見ては欲しいけれど判断は見てくれた人がすればいいという態度は受け取ってもらえると思う。
そういう意味で、上の文章は嘘偽りなく楽しみにしていた映画に対して思ったことを書いたものだと思ってもらって間違いない。深夜に帰ってきて寝る前に一行だけでも何か書こうという気持ちだったし、翌日落ち着いてから、忘れないうちにきちんと感じたことを書き留めておこうと思ったのである。