PENCKって?

今日発表があるとかないとか。

深澤直人の「INFOBAR」、マーク・ニューソンの「talby」がどちらも好評で、auのクールなイメージを牽引するのに多いに役立ったから続く第三弾のau design project(実は名前のついてないW11Kもadpなんで、本当は第四弾なんだけど…)にはみんな期待していると思う。そうでなくても、DoCoMoでも「premini」のシリーズとか、Vodafoneの「nudio」とか他社もデザインケータイで追従してきているし、優位性が薄れてきてる。

なんというか、かつては殿様商売のDoCoMoに対してユーザ本意のサーヴィスをするauっていう印象があったけど、最近じゃ「ドコモ茸」で言われてるようにトップのDoCoMoがあの手この手でお客さんの心をつかんでる印象。使っていてすごくイヤな気持ちになることも多いケータイだけど、持たざるを得ないのであれば少しでも楽しくてキモチイイほうがいい。男女問わず、財布とケータイは数多ある持ち物の中で一番生活密着度が高いものなんだからね。

最近のケータイはいろいろ機能がつきすぎてわけがわからなくなっているなあと思う反面、例えばGPS機能もあればあったでたまに使うので、それこそフルブラウザFlashの導入なんかも時代の流れというか、もっとPDA化していくんだろうとは思う。2.4インチ程度の液晶だと目が潰れるし難しいだろうけど、次はVGA表示だろうかね。そうなると、間違いなく問題になってくるのはバッテリーの保ちで、早いところ燃料電池が実用化されないと、電話としての機能がおざなりになりそう。

そう考えると、au design projectの「ishicoro」(コンセプトは深澤さん)が発展したものと思われる「PENCK」(実際にはNが逆向き)は、液晶を2.2インチと小さくしてサブ液晶も持たず、フォルムと持ち心地にこだわったようで好感が持てる。なんでデザインが(ちょっと今さら…?)サイトウマコトなのか、その辺はよくわかんないけど、WINで欲しい端末ないなぁと思っていたところなので久々に機種変を考慮中。
逆に、W21Sが機能的には好評で期待が高かったソニーエリクソンW31Sは、なぜか「音楽ケータイ」方向に行ってしまい、しかもソニエリ伝統のジョグを廃止してしまったので、もう使う意味がなくなった。ノートPCでもずいぶん前にジョグをやめてるけど、ソニーの「ウリ」だったはずなのになんでやめちゃうんだろう。DoCoMoSO505iSで採用したディスクジョグでいいから存続して欲しかったよ。ソニーのケータイのソフトって細かいところでPC的な使い勝手になっていて、痒いところに手が届くというか、すごく良くできてると思ってたんだけどなぁ。そんなこと気にするひとはごく少数なんだろうか。

流出情報
adp PENCK
W31S by Sony Ericsson