自転車通勤に憧れて

7年くらい乗っていたGTのやっすいMTBがギアもタイヤもサドルもボロボロで、金かけて修理する気にもなれなかったので自転車を新調。これまで、ほんとにカッコだけでMTBに乗りつづけて、買うのも毎回売りっぱなしの量販店だったので、身長や脚の長さでサイズを選んで買うものだなんてことすら知らず、ちょっと調べただけでも奥が深いんだなぁと。こんなことを書くと、自転車好きが興じてロードレースのメカニックさんと結婚してしまった友達に鼻で笑われそうなんだけども、フェチ的に自転車に惚れてしまうのもわかるような気がするし、実用じゃなく走ることそのものに楽しみを見出すことも不可能じゃない気がしてきた。

たまたま近所にこぢんまりとした専門店があったので、いろいろ相談しながらルイ・ガノ(カナダのフランス語圏のメーカーで、ちゃんと読むと「ガルノー」なはずだけど、なんでこう呼ぶのでしょう?)の'06モデルの手頃なもの(エントリーモデルのCasper Proというタイプ)を取り寄せてもらった。買った日は嬉しくて、近くの林試の森公園に出かけてわざわざ小山とか階段、道じゃないところを枯れ葉をまき散らしながら走ってみたり。サスペンションの具合が、前のバイクとは随分ちがうみたい。つーか、前のがひどすぎたんだろうけども。

今日は、碑文谷から代々木のオフィスまで自転車で行ってみようと急に思い立って気合い入れて出発。渋谷辺りまでは何度か経験があったんだが、富ヶ谷(下り)から代々木公園(上り)、原宿過ぎて明治通りも何度もアップダウンがあって思ったよりきつかった(笑)。正味一時間くらいで、行きも帰りも汗だくに。まぁいい運動ではあるが、ぜぇぜぇ言いながら到着してもしばらく仕事にならんし、ちょっと自転車通勤というのは現実的じゃないかも…。

件の友人は、「自転車はテクノですよ!」とか力説してたけど、まだそんな境地には到達できそうにないです(笑)。街乗りばっかになりそうだったらタイヤはもっとスリックなものに替えた方が楽なのかねぇ?