ついにキター! PASMOの詳細公開

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0612/21/news058.html
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/mobile/articles/0612/22/news072.html

首都圏の公共交通をガシガシ使う人は待ちに待っていた(?)JRと地下鉄とバスがコレ一枚で使えるようになる非接触ICカードの共通仕様がついに明らかになりました。
SUICAをそもそも使ってた人は利用範囲が広がって便利になるって説明の方がわかりやすいと思うけど、定期券を使ってるわけじゃないおいらの場合、もーどーしても後発のPASMOさんを応援したい。どんどん使っていきたい。

経費精算するために毎回領収書が必要だから自分では使えないんだけど、クレジットカードからの「オートチャージ機能」が便利。自動改札通るときに残額が2000円切ると、自動的にひも付けされたカードからチャージされる。そう、SUICAでオキガチだったのは、すいすい通れて便利ぃとか油断してると残額不足で思いっきり道をふさがれガシっ!とかぶつかってしまうという事故。あーゆーのが減るというのはいいね。それに、経費精算にしても、公式サイトで利用履歴が参照できるということだから、少しの手間をいとわないなら、より正確な交通費の算出をすることも可能だ。まぁ、こうやってどんどん電子マネーとして使える店が増えてきて、しかもあらゆる乗り物の精算が一括でということになっちゃうと、使途不明の金券と同義になって丼勘定になりすぎるから、税務署から指導されるのが先か、経理から昔みたいに細かい乗降情報添付で精算しないとNGと締めつけられるのが先かって感じかもしれないなぁ…。
いや、だんだん改善されているとはいえ、Viewカード縛りとかアプリが糞だとか散々な批判だらけで出発したモバイルSUICAとは随分印象が違うんだよね。特に、ずっと心配していた現行のバスカードの特典分の利用料の扱いがすんばらしくて感心した。バス共通カードは、5000円買うと17%ものオマケ利用料がついてくるという太っ腹ぶりで、大概のバス男・女たちは愛用してると思う。これが、PASMOの導入によってなくなっちゃうんじゃないかと思っていた。駅の改札と違って、全部の車両にFeliCa読み取るための端末設置する費用がものすごいかかるだろうし。実際、新聞報道でも「現行のバスカードパスネットは徐々に廃止へ」と書かれていたし。

PASMOでバスを利用した場合には、利用額に応じた割引を受けられる。1カ月間(毎月1日〜末日)のバス利用額に応じてポイントがPASMOに付き、1000ポイントごとにバスで利用できるチケットとして還元される仕組み。バスチケットがたまったPASMOで対応するバスを利用すると、自動的に運賃として使用される。特典バスチケットの有効期間は10年間。

この(運営側にとっては)めんどくさいシステムをバスだけの特典として導入することで、バスカードにあったボーナス分がそのまま同じ%で移行されるようだ。バスって、都内だと社会的な弱者が使ってることが多い印象を受けるし、このまま多数派の利便性のためにそういうひとたちには嬉しいオマケだったはずのものがなくなっちゃうのはひどいなぁと思っていたんだけどね。

サービススタートは3/18。もちろん初日から使っていくよ。
キャラがペンギンに対して、ロボット。こっちはSUICAに負けてるような気もするが…。

これでさらにSUICAPASMO利用可能店舗が増えていくと、個人的にはもっとがんばってほしいEdyの分が悪くなってきたかねぇ。こないだ羽田行ったときなんてあらゆる場所でEdy使えて、感動したけどなぁ。


一方、ほぼ同時に噂として流れたFeliCaの暗号が破られたという話も、そもそも重要な情報漏洩がキンタマウィルスによって起きていたいう説もあるから、信憑性があって恐ろしい。あまり便利に溺れると、痛い目に遭う気がします。

http://slashdot.jp/security/06/12/21/0549208.shtml
http://www.new-akiba.com/archives/2006/12/suicaedyfelicawinny.html
http://column.chbox.jp/home/kiri/archives/blog/main/2006/12/18_130425.html