不幸の連鎖

めんどくさいから書かないけど今年は本当にむちゃくちゃだった。
直接自分に降りかかってくるわけじゃなくても周りにそういうことが多くて。どうしょうもなくて一時は本気で厄払いみたいなことを考えたりしていたんだけど、年末になってまたひとつでかい事件があって、電車での長時間の移動中に「ここまで来たら神頼みとか言ってないで正面切って立ち向かってやるぜ」と思った。

そういうことがあると普段会わなかったようなひとたちと会うような機会も多いので、通常あまり口にしないような話題や考え方を巡っていろいろ話をしたりするわけだが、普通に暮らしている年寄りとかになればなるほどせっぱ詰まったときには超常神秘神頼み的な思考にいきがちなのだなぁという観察がどこか客観的に冷めた目で見ている自分のなかで蓄積されていく。何でも理屈でわりきれる的な発想よりは、人知を越えた何かが存在すると考える方が夢があっておもしろいと普段なら思えるんだけれど、そういうひとたちに囲まれてしまうと、あぁ自分はこんな風になってはいけないって強く感じるわけです。もうどうしょうもなくなってしまった状態のときに、気持ちの整理をつけるためだけにそういう考えにすがるのはありかもしれないけれど、自分の手でできることが残されているうちに運命論的考えに支配されちゃうのはばかげているぞと。