Google八分の行く末

悪マニ』と株式会社ウェディングGoogle八分の件ですけど、以前冗談めかして書いてたように記事にしちゃいました。今月20日頃発売のミュージックマガジン誌のコラムです(とかって書いちゃうと、現実とココがリンクして来ちゃうんだけど、しょうがない…)。
文字数が少ないので、事実関係をおさえるともうほとんど他には何も入らない状態で、我ながらぬるい感じに仕上がっちゃったなぁとも思うんですけど、紙媒体にこういう情報が載るというだけでも価値はあるかと思うのでご容赦下さい。ちなみに、一時情報も少しは欲しいと思い規定のフォームから『悪マニ』のBeyond氏にコメント依頼を出しましたが、無視されました。

内容が内容だけに、編集者と表現に問題がないか細かいやりとりをしたんですが、原稿よりそっちの方がおもしろかったりして。蛇足ですねーと言いつつ:

■TV番組でも、報道とかドキュメンタリーと謳うと急に「やらせ」や「つくり」への風当たりが強くなるみたいに、Googleも理想論みたいな公平性を掲げなければよかったのにって話。結局、言ってることとやってることがまったく矛盾しているのが一番キモチワルイんだよね。
■日本だと言ったモン勝ちみたいなところのある名誉毀損だけど、結論も出てないのに消す必要があるの? 自分のところが訴えられるリスクを回避するって意味で「ある」としても、そんなこと言い出すとキャッシュと著作権の問題なんかもつながってきちゃって、Googleの存在意義そのものが揺らいでしまうんじゃ?
■ものすごーくタイミングよくアメリカで似たような(しかも争ってるのは個人同士のしょぼい中傷合戦)件の判決が出たよ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0402/10/news032.html

米カリフォルニアの控訴裁判所が、「eBayは、自社のオークションサイト上に虚偽あるいは名誉棄損の疑いのある情報が掲載されても、それを削除する義務はない」との判断を示した。

笑っちゃうくらいオトナだよねー。アメリカさんのやり方。ほれぼれするわー。