家電

この記事がすごい詳しく検証していて参考になる。いま、しきりにCM打ってる「直収電話」というシステム。

IP電話は非常時なんかに使えなくなりそうな不安もあるし、完全に既存のNTTの回線を補完できるわけでもないからNTTの料金無駄だなぁと感じつつも旧来のシステムを使い続けていた。ほとんど家の電話使わないから、数十銭単位の価格競争に振り回されてもほとんどメリットないと感じていたし。
だから、正直タモリのCM何十回と目にしていても、どういうサービスなのかちっとも理解してなかった。

でもauのケータイ使ってる手前、KDDIの「メタルプラス」にはなんとなく引っかかって、調べてみたらウチの環境にはぴったりのように思えて、勢いで申し込んでしまった。実際のところ、ほとんど安くならないかもしれないけど、今使ってるFUSIONより全般的に安いし、国際電話がかなり安いのが魅力に感じて。ロンドンの事務所がようやくWinベースに移行しそうなので、そしたらWindows MessengerSkypeあたり使って話せばいいじゃんと思っていたんだけど、フツーの電話が必要なケースもまだたくさんありそうなんだよね。

もうNTTとはおさらばだぜってひとは、圧倒的に平成電電の「CHOKKA」がお得。なんせ、今や業者に売り払ってしまえと思っても4.000円程度にしかならない電話加入権を、36.000円で買ってくれるっていう破格のサービスがある。ただ、この場合3年以上契約しないとダメで、途中解約だと違約金的に基本料金×残月数がかかってしまう。あと、売っぱらった場合、引っ越しでサービス継続できない(まだ加入できない地域のほうが多い)とか、自分の利用形態に合わなかったとかのケースで再度NTTに戻すようなとき、また加入権が要るからめんどくさい感じはある。加入権買う方は、条件によっては0円になってるから金銭的な負担はほとんどないんだけどね。しかし7万以上出した昔のこと考えると、ホントアホらしくなるなぁ。

それから、ADSLはどこの会社でも選択肢がなく提携してる自社サービスしか使えないというのも、ADSLでネットやるひとには厳しい。ウチはケーブルなので関係なく、これが決め手になった。もし次、回線変えるなら間違いなくFTTHになるだろうし。

KDDIは、最後発で今PRをやってるところなので、比較的他社のいいところを満遍なく取り込んで安心感のある仕組みにしたと思う。NTT回線も解約するんじゃなく、休止扱いになる。中途解約の場合も、特にペナルティーないし。ひとつだけ引っかかるのは工事費が、105円×60ヶ月(要するに6300円)分割でかかるという部分。毎月100円くらいのプライスメリットはあるだろうけど、どーも、この5年もかけて払わせることでほとんど金がかからないように見せかけるっていう手法は騙されてるみたいでイヤな感じ。

ただ、この件調べていて初めて気付いたんだけど、固定電話ではすでにナンバーポータビリティーが確立されてるんだね。今NTTで使ってる番号がそのまま移行されるケースがほとんどなんだって。例えば、今使ってる番号が気に入っていても、NTTだと違う局の管内になったら自動的に番号が変わる仕組みだったけど、直収電話の場合ってずっと同じ番号が使い続けられるんだろうか? そうだったらすごい嬉しいけど。ケータイと違って家電の番号は本人確認にも使われるし、引っ越しのたびに変わるのは理不尽だとずっと思ってた。

最後に、通販業界ではちょっと評判の悪いPCサクセスという店があるんだけど、ここでメタルプラスの申し込み代行をやってて、「2万円以上の買い物と同時にメタルプラスの申し込みをすると15.000円引き!」という異常なキャンペーンをやってる。つまり、2万の商品が5.000円で買えるわけ。ビックカメラとか、他でも似たようなキャンペーンをやってるんだけど、ここまで太っ腹なところは見つからないね。僕も当然、ココで申し込みましたよ(笑)。
5月末までやってるから、何か欲しい電化製品があるひとで、NTTクソ食らえってひとは狙い目じゃないかな。