バタフライ・エフェクト

って映画がおもしろそう。

それはそうと、iTMSの販売地域を「全世界」に設定してるのに、いつまで経ってもUS以外で売ってもらえないのですよ。そもそも、アメリカではアナログもCDもほとんど手に入らないはずだし、ラインナップされてるアーティストにしても知名度ゼロに近いはず。そんな状態でも買ってくれるひとがちょこちょこいるコト自体が驚きではあるが、やっぱりテクノやテックハウスは欧州で売ってナンボだろうという見解に異論を挟む余地はないだろうし、日々今か今かと待っていたわけなんです。

待ちくたびれてAppleに問い合わせてみたら、なんのことはない送付されていた契約書(欧州分は別契約)が見落とされて返送してなかったから処理できませんでしたという回答で、こっちのチェックミスだったことがわかった。自分はそんな書類もらった記憶がサッパリないんだけどね。

未だ一回も振込がない(規定額に達しない限り振込はされず支払いが先送りされるという仕組みなんで)ので、早いところ通帳にApple Computerの文字が刻まれてるところを見てみたいもんだよ。いや、実際には「海外送金」としか記入されないんだけどさ。各国サイトは特に緊密に連動してるわけでもないし、例えばドイツでガーンと売れたからってそれが米本国に届いてそっちでも売れてくれるなんて嬉しい事態にはならないと思うんだけど、やっぱり未開拓の地、アメリカでちょっとでもどうにかなってほしいっていう気持ちは強い。そもそもアメリカにラインがなくて積極的に売り込む機会がずっとなかったわけだが、潜在的なリスナーは結構いると思うしなんかしらのとっかかりになればなと。さすがに何でもかんでも英米中心という時代は過ぎ去って、特にテクノなんざ地図見せられてもどこにあるかすぐ答えられないような国のアーティストがたくさんいる状況にはなっているけど、他国へのマーケット的な影響力という意味でいえば未だアメリカになんかしらの可能性は残ってると思ってしまうんだよね。
ただ知らないってだけで青く見えてる芝なのかもしれん。

そういえばデトロイトのMovementって、デリック・メイの持ち出しがすごい額だとか。いくらフリーのイヴェントだとはいえ、それでもやるっていう。現実は厳しいもんだ。