新番組をチェックするという感覚をやめたい

改編時期になると、ちょっと仕事ぶってあれこれチェックする不毛。いや必要なことなんだろうと思うけど、疲弊してくるしそもそもテレビでやってるような事象を追って世の中の動きを把握してるような気になるのはやめねぇ?っていう感じもあるし。ギョーカイのひとと話してるといやぁな気分になったり、あとお笑い好きの人でよくいるんだけどこれがわからない奴は人間じゃねえ的な意味不明の優越感にやられてついテレビでそういうものにふれてしまって言い表しようのないような居心地の悪さを感じるとか、そういう細々したイライラにいつも病んでる自分であるのに。

で、こんなラインナップがつづけて見ようと思ったもの。


『ぼくらの』:抑制のきいた表現だと思った。CGが馴染んでて、必然性を感じるのもいい。GONZOなんです、ちょっと驚いたけど。
セクシーボイスアンドロボ』:まだわかんないけど、初回はそんなにのれなかった。いきなり三日坊主の回もってきたのは、ちゃんとわかってると感じたけども、演出が馴染んでないようにも。
怪奇大作戦セカンドファイル』:実相寺脚本を活かしたり、清水崇(見逃した…)や中田秀夫が監督とやけに豪華。たった3話しかやらないのは、なんかもったいない気も。
帰ってきた時効警察』:前より濃くなってる気がする…三木さんは手堅くいつもの感じでサービスも満点。このあと、他の演出家たちがどういう広げ方というか、壊し方していくのか楽しみ。今気付いたけど、ウルトラマンか…
精霊の守り人』:2話は未見、1話は2回見た。もう少し洗練されたらすごいところに行く気がするけど、この作品にはこのNHKくささやぬぐい去れない泥臭さがあってるのかな。まだ少し遠慮がちに原作をなぞってる感じなので、中盤以降ドライヴがかかったらさらに神山節が炸裂してくるのか。