しわ寄せ

今年のGWは随分休みが多かったような気がする。
10連休とかではないけど数日間実家帰ってほとんどなにもしないでボーっとして過ごした。大昔録った『ウルトラセブン』のビデオ(深夜にやっていた泉麻人のでてるやつ、なんとCMまで一緒に入っていてびっくりした)をひとりで見直してみたりして。

おかげでこの週末はやることがいっぱい溜まっていてずっとPCの前に座っていたような気がする。今日なんて気付いたら一歩も外出てないし。

実家にいるときにテレビで『トリビアの泉』がやっていたから久しぶりに観ていたら、“2009年には9月にもGWがある”というネタをやっていた。そのころ何やってるかなんて想像もつかないけど、そんな先のこと気にしてるひともいるんだな。完全な自由業の頃よりは休日の設定を気にするようになったと思うけど、いまでもよく前の日になるまで翌日が休みだって知らないこともよくあるもんで。

あと、ジョン・ケージの「4分33秒」がネタになってたけど、あれって音楽の教科書にも載ってる(実演用じゃなく音楽史の一部としてね)ような曲かと思ってたけど。制作者が視聴者をなめているのか、知ってる人は多くてもそれを実際にやってみるという映像的なおもしろさだけで採用したのか、ホントにお茶の間で「へぇ」なんて言ってるひとがたくさんいるのか、よくわかりませんな。それこそ“便器にサインをしただけの高名な芸術作品が存在する”とかでも成り立つ、のかしら。それを実際に公募展に出してみたとか、それだけを集めて展覧会を開いてみたとかの映像を作れば画面はもちそうだし。

追加で出てきた実は無類のキノコ好きだったジョン・ケージという話は知らなかったけど、「あやしい」と思ったのは僕だけではなかったようで(笑)。
キノコ研究家としてのジョン・ケージ