40肩

になりますよと脅されている。
首と肩が異常に固まっていて、どうしょうもないらしい。確かに揉まれると激痛が走る。
仕方がないので保健の効く整骨院で電気とマッサージをやってもらっていてしょっちゅう来るように言われているんだけれど、週に一回も行けてない。そういえば、最近肩がやばいと思うことがしばしある(泳いでるときになんか違和感があるとか)。あと姿勢が良くないから身体がかなり曲がってると。つい脚組んで座ったりするから。

身の回りにはもっと死にそうな人がたくさんいるので、泣き言吐いてる場合じゃないよなと思うんだけども。
SPA!だかで書いてる日記読んでいて、この人も早死にしそうだなぁと思っていた松尾スズキの初監督作『恋の門』の披露試写があって行ってきた。
ネタバレしないでおもしろさを伝えることが難しいので(そんな気力もないし)、まぁお楽しみにとだけ書いておく。おもしろいので観た方がいいです。

で、本題はその死にそうな松尾スズキさんなんだけども、『マンハッタン…』での役のままじゃんという感じで飄々とステージに上がってきたんだよね。上映後にティーチインと題した質疑応答があって。スマイルを絶やさずにさ。で、出てくる質問が、これがまたほとんどくだらないものばっかりで。なんでああいう質問するのか、むしろ記者に逆にそれを訊きたいくらい。たまに日本版DVDオンリーとかで海外の役者や監督が来日したときの映像なんかが入ってたりもするけど、ああいう場でも紋切り型でどうでもいいようなことばかりじゃない? 「この作品で一番言いたかったことは何ですか?」って、NGワードだよな間違いなくっていうことを訊くやつはいるし。

で、そんな予定調和的な場で、ただひとり男性記者で「監督の反省点は? 僕は原作は泣けたけど、これは泣けなかった。それって逃げじゃないですか?」とかって場が凍りつくような質問を浴びせたお方がおりまして。びっくりしたけど、なんかそれにもフツーに答えてたな。大人だなぁ。そういえば大人計画ってどういう由来なんですか? いきなり怒鳴りだしてくれたりしてもおもしろかったんだけど。まぁ海外だとそういう「失礼だろ、それ」っていう土足で踏み込むような質問(勘違いや思い込み含め)ってフツーにあるし、予定調和よりはおもろいか。

松尾スズキって以前はなんかどーも苦手だったんだけど、なんか最近は愛着すら湧いてきてしまったように思う。それって本人(のキャラというか価値)的にはどーなんだろとも。才能あんだなぁというのは、疑いない事実だと思うし、早死には避けていただきたい。

夜中、ふとテレビつけたら、いきなり「人気脚本家、自殺」とニュースのテロップがでて、一瞬焦ったりしたンです。ホントに。