skype me more!

なかなかイギリス連中の環境が整わないから業を煮やしてSkype Outのクレジットを10ユーロ分買って、普通の電話にかけてみた。1時間以上、携帯や固定回線と話してみたけど、ときたまデジタル的なノイズで音声が聞き取りにくくなったりする以外はかなり快適で、「早速今週末にヘッドセットを買いに行く!」というところまで説得できた。やっぱり実際に使ってみないと、良さが伝わらないってことはあるみたいだな。香港とかだとコンビニでヘッドセットとソフトがパッケージなったものが気軽に買えるという状況になってるようで、そこまで行くと爆発的に広がっていくような気もする。日本だったらマンガ喫茶を長距離電話ボックスの代わりに使うというひとたちも出てくる気がするし。

ちょうどSkype Inの使えるVersion 1.2の正式版もリリースされて、音質が向上してるという話もあったから早速アップデートかましてみる。音質が上がったかどうかはわかんなかったけど、ネットワーク上にコンタクトリストが保存されてどのPC(やハンドヘルド)で使っても同じ環境で使えるというのは嬉しい追加機能かな。しかし、長電話してもほとんどクレジット額が減ってないよ。イギリスやアメリカに電話するより、国内のケータイにかけるほうが全然高いってのはなんか納得いかない感じだけど、こりゃあせっかく申し込んだもののKDDIメタルプラスさんでは、国際電話、まったく使わなくなりそうな気配。アメリカ9円/分、イギリス20円/分なんで、主要地域2.37円/分のSkypeとは比べものにならないからなぁ。

留守電自体が好きじゃないので、相手に伝言残させるVoicemailのサービスはあんまり心動かないんだけど、Skype Inはイギリスの番号取ってみようかなと思ってる。必要なひとたちが全員Skype導入してくれればほとんど不要になっちゃうかもしれない。でもケータイから市内通話感覚で国際電話できるのは相手のことを考えると、非常にイイと思うんだよなぁ。大きな会社だとセキュリティーホールになりかねないSkypeを勝手に入れたら怒られそうだし、かといって会社に電話してねっていうお願いだと、最初に出るのが英語わかんないスタッフってケースの方が多いから意識的な障害になってる気がするからさ。

多人数の会議通話ってのも試してみた。すげーおもしろい。簡単な会議ならこれで事足りるわ。