おサイフケータイは普及する?

一週間ほど前にW41CAに機種変し、ようやく携帯でFeliCaおサイフケータイ)使えるようになった。忙しくてEdyのセットアップやってなかったが、昨晩シコシコ登録し、ANAマイレージカードとの紐づけも済ませて準備オーケー。早速ampmで買い物するのに使ってみた。
Suicaで買い物は自販機含め結構試している。荷物の多いときなんかは大助かりで、財布忘れて外出してしまってもなんとかなるのはすごいと思った。

※おっと、移動中に途中まで書いたところでアップしてしまって、つづきを忘れていたぜっ。

で、Edyなんだけども、セキュリティ面で悩む(安全性あげるか利便性を取るか)ところはあるものの、使い勝手はすごくいいですねぇ。あらかじめカード情報を端末に登録しておけばクレジットカードからオンラインでチャージできる(一回25000円まで、上限50000円という制限があって、万一の場合にカードの限度額まであっという間に使われるみたいな事態に配慮)というのがすごく便利。ただ、Edyの使える店がかなり限定されてるので、現状だと都内で電車移動をベースに生活しているヒトの場合、Suicaをモバイルにしたほうがキャッシュレス生活への移行は進むかもしれない。来年の3月には、PASMOという規格で、現状のSuicaに加え、地下鉄とバスも一枚のカードで利用できるようになって、そうしたら例えば表参道のEchikaとかもそれで買い物できるようになるんだろうかとか考えると、滑り出しはあんまりうまくいかなかったらしいモバイルSuicaも、しばらくするとどっと使う人が増えるかも。
ちなみに、近所の東急目黒線の駅で気付いたけども、すでに駅の自動改札機が最新型のものにリプレースされ、非接触ICカードのリーダが付いたカタチのものを配備してるところがある。ちょうどあと1年すると、複雑に絡みあった都内の公共交通網が全部一枚のカードの情報で利用できるのかと思うとちょっと感慨深いでしょう。それがこの数年ものすごい勢いで進化してきたFeliCaのひとつの到達点だからね。

でもね、Suicaは多額の投資で先行して全体を引っぱったんだという自負があるのかもしれないが、どーもモバイルSuicaはスタンスが傲慢というか、お客に使ってほしいという感じが希薄なんだよね。まず、年会費のかかるViewカード(JRのクレジットカード)を持ってないと使えないというのもそうだし、「とりあえず現状は無料」というモバイルSuica自体の利用料も将来はかかってくるかもしれないと匂わせてるのがどーもね…。しかも、DoCoMoではどうだかわからないが、auの場合、モバイルSuicaBREWアプリがやたらに領域喰うらしく、使うのやめようと思って削除してもなぜか領域が元に戻らないとか(笑)。なので、おいらはしばらくモバイルSuicaは使いません。
比較するのもどうかと思うが、バス会社を問わず使えるバス共通カードっていうのがあって、バス通勤なので当然使ってるんだけど、これ5000円で850円もオマケがつく。昔は国鉄の回数券でも、10枚分の値段で11枚とか先払いでデポジットになる分、なんかしらの還元があったもの。このゼロ金利時代に15%以上オマケがつくバスカードは相当太っ腹なんだろうが、これもPASMO登場で消えていくのだとしたら、なんかガックリだよね。そんな便利になっても無関係、バスだけしか乗らないっていうひともたくさんいるはずだし。

しばらくすると、EdySuicaという、現状の棲み分けしてるというより全然普及してないというほうがあってる対決構造に、セブンイレブンヨーカ堂デニーズ、西武、そごう、LOFTなどを傘下に持つセブン&アイが参戦するようだ。
ん〜、そして高笑いするのはソニーひとりという構図なんだろうか。