AGORIAで酔ってアゲアゲ


Newdealことヒトシ・オオイシくんに誘われて、彼のライヴを見に超久々の代官山UNIT。これまでUNITっていうと、ど〜もライヴハウスっぽい印象が強くて、なおかつあんまりハコ客がいなくて少々盛り上がりに欠ける印象だった。でも、今晩は多数のガイジン客含め、居心地悪くなるぎりぎりくらいの客の入りで、音も空気もいいし、快適に過ごせるパーティーでした。肝心のNewdealのライヴも、前半と後半はミニマルちっくなアシッド調のトラックでしめて、あいだにレイヴ的なテイストのブレークビーツものを挟むという意欲的な展開。ま、正直ブレークビーツものはもう少し練り込みが必要かなと思ったけど、地味めなトラックは即戦力という感じでした。デモほしいところ。彼みたいに曲をちゃんとコンスタントに作り続けてるアーティストは、きとんと世界に向けて出せる場を作ってあげたいところです。

で、その後はメイン・アクトのAGORIA。作品は結構デトロイト的な端正なものが多いから、折り目正しく窮屈すぎたりするかなと思っていたら、ちゃんとフロアのツボを心得たスムースなつなぎでじわじわ上げていく正統派なテクノのプレイ。かなり奇声を上げて踊りまくってしまいました。以前、Fabrice Ligを聞いたときも思ったけど、ヨーロッパの若手のデトロイトちっくな曲を作るアーティストは、変にデトロイトマニアな選曲に陥らず、ちゃんとエンターテインメントとダンスを心得て、身体がキモチイイプレイをするからいいなと思う。でも、ここぞ!というところで「Good Life(聴いたことないリミックスもしくはブート)」でがっつり持ってくあたりは、まぁ場慣れてしてるわなぁと。

それと、今日は宇川くんのVJがやばすぎた。ステージの後ろが全面スクリーンというのは下手な照明より全然いいわ。思わず、VJのブースに駆け寄って、「ナイス!」と親指立てながら激励してしまった。

本日のガソリンは、ウォッカテキーラのショットを数杯。いやぁ、まだ頭がクラクラしてるんだよね。やべえやべえ…。