Hot Fuzzの公開嘆願署名

以前に同じような経緯で公開されてヒットした『ホテル・ルワンダ』(素晴らしい作品です)同様に、一部で劇場公開を希望する署名が始まった映画があります。実は、以前に一度ちらっと紹介したこともあるイギリス映画『Hot Fuzz』。まだ作品自体は観られてないですが、知人のライターわたなべりんたろう氏が率先してこの運動をやってることもあり、ぜひ応援したいと思っている。
ホテル・ルワンダ』は、政治的な背景やシリアスなテーマもあったから署名という手法に合点がいった部分も大きかったはずだが、このハチャメチャ・コメディーだとどうなのか、というのは正直わからない。ただ、エドガー・ライト監督の才能は明らかに素晴らしいものがあるし、個人的にもやっぱり劇場で観たい作品。うまく運動が盛り上がって、どこかの配給会社が動いてくれればいいと思う。現在、町山さんのブログで取り上げられた追い風もあって960人の賛同が集まっている。『ホテル・ルワンダ』は約5000人の署名の時点で公開が決まったというから、悪くはない出だしなのではなかろうか。

詳細は、下記リンクを辿ってみてください。

http://intro.ne.jp/contents/hotfuzz.html
署名ページ

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20071128
町山ブログでの紹介

http://www.nikkeibp.co.jp/archives/422/422454.html
ホテル・ルワンダ』の公開までの経緯を取材した記事

難病映画、ケータイ小説映画、三丁目映画、アキモトコー映画、TVドラマ映画、みんな公開する必要なし! 作る必要なし! 見る必要なし!
そんなゴミでスクリーンを汚すな!
そんなゴミどもがヒットして、本気で熱き映画魂にあふれた「ホット・ファズ」が陽の目を見ないなんて、マジでどうかしてる!

町山さんのこのいつもながらにカゲキな応援コメントに頷くしかない。
つーか、みんな大きな声では言わなくとも心の中ではこういうことを思っているんだと信じて疑わなかった日々もあったわけですが、どうやらみなさん本気でこういう類のものがイイと思ってると気付いてしまうと、もうどうしょうもなく暗澹たる気持ちになりますよね。