すいているWOMBは意外に快適なことに気付く

ものすごい久々に夜遊びに繰り出しました。Fabrice Ligケン・イシイの組み合わせというのはもしかしたらすいてるんじゃねーかという期待をしてWOMBへ。
勢いのあるハコは集客もあるということか、地味なメンツの割には8割くらいの入りか。しかも、かなりのガイジン率&ケミカルな盛り上がりなんですね(笑)。なので、ここしばらくはギュウギュウで踊れないし暑いしみたいな印象しかなかったWOMBの印象がかなりイイほうに変わって、まぁ音は相変わらず迫力ないんだけども、楽しく4時間以上踊り続けてしまった。

FabriceくんのDJプレイは初めて聴いたんだけど、思ったよりずっとイケイケでアッパー。特に前半はレイヴィーなスタブが特徴的な曲やファンキーなハウスタッチの曲を続けざまにかけて、ちょっとびっくりするくらい。後半に行くにしたがってデトロイト風(あくまで風)なメロウさが増していき、ここぞとばかりにドロップされたのは「Jaguar」だった。いやぁ、その辺の展開は正直かなりベタなんだけども、ハーモニーが衝突するようなところは微塵もないし、かなり丁寧なミックスがむちゃくちゃ気持ちいいんですわ。なめてたかもしれん。

ロランといい、欧州のデトロイト・マニアのヒトって、曲の良さをすごく大事にするというか、聴きたいツボを心得ているなぁ。