年賀状続報

同じような経験してる人も多いようだし、ウェブ上で[年賀状][遅延]とかで検索するとわんさか今年の惨状がヒットするので、幸運にも被害に遭わなかった方も読んでおいたほうがいいような気がする。
うちの場合は、料金別納で28日にまとめて800枚近く新宿中央郵便局で出したところ、23区内で最初に到着が確認されはじめたのが6日あたりで、大半が9〜10日になり、関東近県だと、11日になったりしていた。投函日のピークがどんどん遅くなってるとか、バイトの意識の低下とか、郵便局の統廃合とか、民営化に伴う合理化がうまくいってないとか、いろいろ原因は言われているけども、これってもう年賀状の意味をなしてない。普通に考えたら、4日仕事はじめに投函してもそんなに遅くならないじゃんかと。
イギリスの郵便システムはとっくの昔にこのくらいの壊れかたしていて、クリスマスのカードやプレゼントの郵送を一手に担うBritish Postは12月中ほとんど機能しなくなるので、ある意味日本もそのレベルになったということかもしれないが、この国から正確さや勤勉さを取ったらいったい何が残るのか。
まじめな話、美しい国とか言ってる場合じゃねーって。外面を整えようと必死になっても、芯の部分からボロボロに腐りはじめてたんじゃないか、しかも見えないから気づかぬうちにとんでもないくらいにそれが進行してるんじゃないかって感じる。少なくとも、システムが機能しなかったならなんとか改善しようとするとか、少なくともお詫び出すくらいはしろよと、そう思わないか。郵政民営化をあれだけ強引に採決して進めている結果、どこへ向かおうとしているのか誰か検証してるのか?