Maniac Love一晩だけの復活

もうすぐクローズになってしまう異色のハコ、Mixroofficeの最終章の1ページとして、Q'Heyくん仕切りでManiac Loveを偲ぶパーティが企画された。普段、Mixroのパーティってだいたい平日にいきなりやることが多いので、行きたくても行けないというパターンが多かったんだけど、今回は金曜だったのでがっつり踊ってきましたよ。

http://blog.so-net.ne.jp/qhey/2008-01-16

トップはWADAさんで、もう入り口のところで宇川直宏が困ったような独特の表情で「やばいよ、やばいよ、今すぐ聴いてよ」とベタ褒めしつつ、WADAさんが(なんとMixroへの来店自体が初めてだったそうで)プレイするまでの紆余曲折を話してくれる。アナタの話につきあってると延々フロアに行けないんですけど(笑)。それはそうと、十回以上自己紹介したことある宇川くんに「(いつまでたっても顔を覚えてくれないと苦言を呈した)remixの原稿読んだよ、ケンゴくんでしょ顔覚えたから」と言われたのにはびっくり。VJ中に失神するほど多忙を極めてるのに、なんでそんな細かいところをチェックしてるのかという(笑)
いやいや無駄話はどうでもよくて……WADAさん、これがホントにやばかった。あのもったいないくらい音がいいシステムにずっぱまりの音。実験的に壁面をぐるりと取り囲んだスピーカーからの出音を、サラウンド的にコントロールできるシステム(KAOS PAD的なコントローラーが置いてあった)入れたらしいんだけど、なんかそれもさっそく使いこなしてるし。一時、WADAさんがなんか実験的なビート感のある曲に行きすぎてるような時期があって、そのころから苦手意識があったけど認識を改めましたわ。
その後は、手堅く流れを引き継ぎつつ、少しアッパーな感じに持っていったQ'Heyくん〜10年前とまったくなんにも変わってないんじゃないかという懐メロ連発のYO*Cと、朝方までまさにマニアックな流れで楽しい一夜。さすがにほとんど告知してないから、昔ながらの強烈に濃いお客さんが大挙して汗だく(しかも上半身裸)で踊ってるという雰囲気までは再現されなかったのは、ちと残念だけどね。

とはいえ、サブライムの山崎さんとか、なんか超久々というひとたちとも会えて話ができたのもよかった。
そういえば、夏にManiac Beachって毎年やってるけど、やっぱり暗い音のいい小箱でこそマニアックというのはあるだろうなぁ。またこういう企画はやって欲しい。つか、宇川くんのクラブフェチっぷりは異常でしょう。

今日、20日(日)は、石野卓球12時間だそうで、夜の8時から月曜の朝(昼?)までだって。
なにその気狂いイベント。行きたいけど週末に備えて体力温存しておかないと。