books

さよならなのだ!

なんか、お別れの日記しか書いてないなぁ、俺…。情けない。まぁ、そんなこと言っても仕方ないので書きます。 現フジオプロ社長で赤塚不二夫の一粒だねであられる赤塚りえ子さんと会ったのは、たぶん94年頃で、当時はよくクラブで一緒に遊んだり地方にDJしに…

8400円の本を買うのは勇気がいるわ

なんだかんだ紆余曲折あって、遅れに遅れた岩波の『世界音楽の本』というのが今日発売になったようだ。 なんと値段は税込み8400円。ずっしり重そうだが、これをポンと買えるひとはなかなかいない、かも。豪華版のDVDやCDのボックスだったらこのくらいはフツ…

コモエスタ坂本という筆者による、刺激的な見出しが躍る本『低度情報化社会』を読んだ。 光文社のこのペイパーバックのシリーズを手に取ったのは二度目。どういう基準で挿入してるのかわからない英単語がいきなり文中にでてくるのがちょっとウザイ以外は、な…

難病モノとか五体不満足モノとか

昨日出たばかりの井上雄彦『リアル』6巻を買って、帰宅中に読んでいた。もう途中の久信の母親が倒れてしまうまでのエピソードで泣けてしまってダメ。バスの対面式の座席で自分の前に座ったサラリーマンとかOLさんに目が真っ赤なのを悟られないようにするのに…

ロラン・ガルニエの魂に触れる

脚も棒のようになってきてたし正直眠かった。金曜のパーティーは体力勝負なのだ。でも、たった3時間半程度のプレイでは短いなぁという印象が残ってしまうのがロラン・ガルニエのロングセットを基本にしたDJプレイを長年楽しみにしてきたひとたち共通の感想じ…

逃避にトイレで読書

で、先日たくさん買ってきたマンガや本(断片的に読めるもの)を日に数回トイレに持ち込んで、10〜15分くらいこもって読むのがここ数日の唯一の逃避。ポツポツ読んだのは以下。デトロイト・メタル・シティ 1 (1) TKDのオススメで買おうと思ってたのようやく…

ロランの半生をつづった本が出るらしい

こないだ来日の件をちらっと書いたときに言及しようと思っていて忘れていたが、ロラン・ガルニエのフランス語で書かれた自伝的な一冊『エレクトロショック/electrochoc』が、フランス人DJのアレックスと野田努の共訳によって出版される。 で、実のところ、今…

老いに直面する

小林よしのりの『目の玉日記』を読んだ。 よしりん(と敢えて呼ぼう)の著作を買ったのは、たぶん10年ぶりくらい。『ゴー宣』はSPA!でやってた頃以来読んでないし、最近どんな作品を書いていたのかも知らない。本作は白内障にかかってほとんど目が見えない状…

シモキタ愚連隊

レコーディングの立ち会いという名目で実質的にはほとんどなんにもやってないといういかにもな数時間を過ごして、その後どうせ終電もなくなってしまったし、朝からなんにも口にしてなかったので食事できる店を探してぶらぶらと下北を歩き回る。途中で深夜ま…

体験を物語に転化するための思い切り

最近ドイツで出た雑誌「RAVELINE」で、真っ黒のページにLove Paradeの墓標が立ってるそうだ。正直、その話を聞いても何の感慨も抱かなかったんだけども、どうやったら次のフェイズに移行できるかなんてことを模索しているウチに、伝達の術がどんどん失われて…