CD 2008
Convivial 良くも悪くもまったく変わってないという感じのLUOMOの新譜。ポップで軽めのヴォーカル・ハウス。『The Present Lover』というForce Tracksから出ていたアルバムは、ジャケ通りの端正な女性ヴォーカルを当時旬な音だった線の細いマイクロ・ハウス…
Where 非常に多作という印象の強いジョン・テハーダ氏の、なんと11作目のアルバム。 このひとの器用なんだけどこぢんまりしすぎない絶妙の配色(パレットという自分のレーベルのネーミングは、まさに言い得て妙なんだと感じる)はもっと評価されていいと思う…
May Be Laterチリのサンティアゴ出身のディンキーことアレハンドラ・イグレシアスはティーンの頃からチリのシーンに出入りして、ルシアーノ、リカルド・ヴィラロボス、アトム・ハートなどの現在ではスターとなったようなアーティストたちと出会っていた。そ…
Schone Neue Extrawelt08年の良作と言えば、元々トランス方面で活躍していたMinilogueが必ず挙がると思うけど、彼ら同様トランス(Midi Milz、Spirallianz等の名義で)のアーティストとしてきちんと地位を築いていたアーティストが、もっとストイックなテク…
Changes of Perceptionモニカ様もハード・ミニマルからの転身を図ってるDJのひとりだと思うけど、ただなぞるように(今主流のディープな)ミニマルをやってみましたって程度の内容ではないところがさすがの年期だと思う。アルバムを手伝ってるグレゴール・ト…
Roots and Wire結構キャリアがあるひとのようだけど、これで初めて聴いた。ベーチャンというかリズム&サウンドやラウンドのシリーズと直結したダブ〜レゲエをベースにしたサウンドは別に目新しくはないけれど、どこかほっこりさせられるような感触がある。…
Recomposed by Carl Craig & Moritz von OswaldHMVで見る ドイチェ・グラモフォン企画のこのシリーズは、ジミー・テナーやマティアス・アルフマンがこれまで手がけていたようだけど、今回のカラヤン指揮によるベルリン・フィルの音源をカール・クレイグとモ…
Keys, Strings, Tambourinesなんかこの盤、アマゾンでずっと買えないです。 最近、こういう現象が増えているような気がする…。ディストリビューターが機能不全になってることと関係あるのかないのか? これも今年の名盤に数えられる盤だと思うから、はやく普…
Dear Painter, Paint Me幕張であった渋谷WOMB主催のイヴェント<Womb Adventure>に行ってきた。メッセの味気ないコンクリむき出しの寒さが増すような味も素っ気もないステージング&ライティングがらしいなぁという、MINUSアーティストのショーケースがメイ…
Hurricaneすでに60歳だって、ビビるわ実際。 なぜか突然の活動再開は、YMOと同じくマッシヴ・アタック主催の<メルトダウン・フェス>がきっかけになったのかな。まず、これブックレット開けるとこれが“グレースとチョコレート工場”状態で、ジャケにも出てる…
Silent Movieこれもマガジンのレヴュー原稿より(春先に書いたので、夏に向かってとか言ってます)。 アーティスト名は多分マーティン・デニーからの引用で、ジャケの印象とも違わずムード音楽やラウンジ、クラブ・ジャズ的なこじゃれたテイストで彩られた12…
The Sun & the Neon Lightさすがにゲット・フィジカルも今年は配信オンリーのリリースが増えたり、アルバムのリリース量も減ってちょっと勢いが衰えてきた感じを受けた。栄枯盛衰というよりは、やっぱりダンス・ミュージック全体の勢いが落ちてるような印象。…
Day & Age全然知らないバンドだったんだけど、mixiで勧めてるひとがいたのとスチュアート・プライス(もしくはジャック・ル・コント…マドンナのプロデュースで有名)が手がけてるということで買ってみた。今、J-Waveとかいろんなところでかかりまくっている…
Serenity はい、またコピペ。 男性ヴォーカルのディープめなハウスが好きならイケますよ! 野郎のヴォーカルなのに落ち着いた佇まいにどこか艶めかしい響きも併せ持つ。ぉう、これはまるでドイツ版のブレイズではないか!そう言わずにはいられない、いかにも…
ZOUNDTRACK(DVD付) これはヤバイ。まちがいなくDVDつきを買うべき。 先行シングルで音としてはかなりキちゃってる感を醸していた卓球+ショーケンの1は、映像はいつもの宇川ワールドでこれといって特筆すべき点はなかったんだけど、メルツバウとかハナタラシ…
Batbox忙しいので、ミュージック・マガジンに書いた原稿でお茶を濁します。 原稿だからちゃんとしてるね↓↓↓↓↓(笑)。 唄って踊れるDJことキティン嬢の4年ぶりのアルバム。ハッカーやゴールデン・ボーイといったこれまでの相棒と比べると明らかに隙のない…
ドイツの老舗ディストリビューターで、硬派なテクノのレーベルを多数扱っていたNeutonが倒産してしまった模様。暮れになってこういう話を聞くと気が滅入る…。思うに、この金融不安は来年いっぱいくらいは続くんじゃないかと。つまり、CiscoとかNeutonはまだ…
YELLOW時間がなくて全編は見れなかったけど、今日のツアー最終日、恵比寿リキッド・ルームに行ってきたのです。 なので電気グルーヴ。いや、このアルバムはほんとすげーいいと思うんだよね。隙がありすぎて隙がないみたいな。出たすぐあとにDJやる機会があっ…
今年もあと一ヶ月切ったので、まとめてテクノ系のアルバムを紹介していこう。いちいち細かいレビューしてる時間は当然無いので、簡単な紹介になります。2008年のベストとか考える仕事のひとは参考にドゾ(そこまで数をこなせるか、実は自信がないが)。 7 Du…